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【保存版】PNG・JPG・JPEGの違いをやさしく解説!

 東京都千代田区 で50年 営業している遠藤印刷です。

 画像を保存するとき、「PNG」「JPG」「JPEG」などの拡張子を見たことはありませんか?
どれも画像ファイルであることには違いありませんが、それぞれに特徴があり、用途に応じて使い分けることが重要です。

 

 この記事では、初心者の方にもわかりやすく、これらの画像形式の違いと選び方についてやさしく解説します。図解付きで、ブログや印刷、SNSなど幅広い場面に役立つ内容になっています。


画像ファイル形式とは?

 画像ファイル形式とは、画像の保存方法や圧縮方法、色の扱い方などを定義したものです。たとえば、画質を優先するか、ファイルサイズを小さくするかによって、選ぶ形式が変わります。

 

 代表的な画像ファイル形式には以下があります。

用途 おすすめ形式 理由
写真・人物画像 JPG(JPEG) 軽量で扱いやすい
図・イラスト PNG 劣化しにくくシャープ
透明な背景が必要 PNG 透明処理ができる
サイズを最優先したい JPG 圧縮して軽くできる

PNGとは?

 

PNGは「Portable Network Graphics」の略で、劣化しない圧縮方式(可逆圧縮)を使った画像形式です。画像を保存・再編集しても画質が落ちないため、図・イラスト・スクリーンショットに最適です。

 

◎ PNGのメリット

  • 圧縮しても画質が劣化しない
  • 背景を透過できる(透明処理)
  • 鮮明な色や細かい線に強い

PNGのデメリット

  • ファイルサイズが大きくなりやすい
  • 写真用途には向かないことがある

使用例 ~

 

  • Webサイトのロゴやアイコン
  • 透明な背景を使いたいバナー画像
  • パワポ資料に使う図版

JPG(JPEG)とは?

 

JPGJPEGは、どちらも「Joint Photographic Experts Group」が策定した同じ画像形式です。不可逆圧縮(劣化あり)のため、保存するたびに少しずつ画質が落ちますが、そのぶんファイルサイズが小さくなるのが特徴です。

◎ JPGのメリット

  • ファイルサイズを小さくできる
  • 多くの環境で対応している
  • 写真の保存に最適

JPGのデメリット

  • 再保存のたびに劣化する
  • 透明背景が使えない

 使用例 ~

 

  • スマホやデジカメで撮った写真
  • ブログやSNS投稿用の画像
  • 印刷用の写真素材

まとめ|画像形式は使い分けがポイント

 

画像形式は使い分けがポイント

PNGJPGJPEGはどれも日常的によく使われる画像形式です。どれを選べばよいか迷ったときは、以下のポイントを思い出してください。

  • PNG:画質重視、透過処理したいとき
  • JPG:軽量重視、写真やSNS投稿用に
  • JPEGJPGと同じもの。安心して使える

 

場面によって適切な形式を使い分けることで、画像の品質と作業効率の両方がアップします!

【参考リンク】

 

 

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